診察してから、薬と生活指導による「保存治療」を中心に行われます。
まずは痔になる原因を探る問診からはじまります。
問診表に、出血・痛み・便通などの症状、手術歴、薬アレルギーの有無、服用中の薬などを詳しく書き込みます。
次におしりの状態を目でチェックする視診、手袋をして肛門に指を入れる指診により、肛門の緊張具合、痔核の大きさや硬さ、傷の位置、直腸ポリープの有無、出血の有無などを確認します。
さらに肛門鏡という器具を挿入して詳しく肛門内部をチェックします。
一連の診察は、横向きに寝て軽くひざを曲げるシステム体位という姿勢で行われます。
下着を全部脱がず、医師と目が合うこともないので、思ったより恥ずかしさはありません。
場合によっては、大腸内視鏡検査を行うこともあります。
その後7から8割のケースで薬と生活指導による治療が行われます。
【薬】痛みや出血を止める軟膏や座薬、便秘を改善させるための薬、血流をアップさせるための薬などが処方されます。市販薬に比べて、症状に合わせてピンポイントに作用する成分が含まれています。
【手術】薬だけで回復が難しい2〜3割は手術が必要です。痔は命に直結するものではないので、本人の容態や都合、意志を尊重してスケジュールを決めることができます。最近ではメスを使わず傷をつくらない手術も増え、日帰り手術ですむこともあります。穴痔の場合は手術をするケースが多いため主治医とよく相談しましょう。
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